介護職員初任者研修課程ガイド

最近、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を目指す人が増えてきています。ホームヘルパーという言葉は、日本が高齢化社会(65歳以上の高齢者の人口比率が7%〜14%)だった1989年に、国が定めた「ゴールドプラン」の中で初めて登場しました。

 

この「ゴールドプラン」とは、高齢者の保健、福祉に関するものです。それまでは、「家庭奉仕員」と呼ばれる自治体の職員が無資格で高齢者の介護にあたっていました。しかし年々高齢者が増え続け核家族化が進み、高齢者の介護を家族と家庭奉仕員とでは手が回らない状況になりました。

 

また、その頃高齢者の医療費は公費で賄われており、財政の危機も高まりました。これをうけて、「ゴールドプラン」の中で、ホームヘルパーの研修制度が全国統一され、社会全体で高齢者を介護する方針を定めました。

 

さらに翌年の1990年、「高齢者福祉整備10カ年計画」が打ち出され、その後24時間対応ヘルパー制度により、ホームヘルパーはなくてはならない職業になりました。ソーシャルワーカー、看護士らと共にチームを組み高齢者に対しケアサービスを提供するようになりました。

 

2000年には、介護保険制度が実施されました。これにより、特定非営利活動法人や民間営利企業など、多種多様なケアサービス事業に参入する団体が増え、ホームヘルパーの需要が高まりました。その頃日本は、「高齢化社会」から、「高齢社会(65歳以上の高齢者の人口比率が14%〜21%)」に変わり、実にその比率は17.2%というものでした。

 

2013年の今、高齢者人口比率は25%に差し掛かろうといしています。21%を超えているので、すでに「超高齢社会」というわけです。ホームヘルパー制度が出来てからの24年間の間に様々な問題に直面しました。ケアサービスの質やホームヘルパーの責任問題、また外国人採用についてなどです。

 

そして、今年4月にホームヘルパー制度はなくなり、新しく「介護職員初任者研修」が誕生し、ケアサービスの質や介護職員の専門性の向上を図る方針がとられています。

 

当サイトについて

 

介護保険制度を機に、多くの人が介護職員初任者研修の資格に興味を持ち始めました。各所で研修の開講が告知されると、どの講座にも応募者が殺到している状態です。

 

その人気ぶり、昔からホームヘルパーとして働いているベテランヘルパーは、「10年前では考えられない」と驚いています。多くの人が介護職員初任者研修を受講して、ホームヘルパーを目指すようになったのは、人々が生きがいや社会貢献について本気で考えるようになったことが影響しているのでしょう。

 

高齢者と接する中で、その人本来が持つ生きる力を引き出していくの介護職員初任者の役目だと言えるでしょう。やりがいも大きな仕事ですが、他人の身体を預かる責任ある仕事でもあります。その不安感から、仕事に興味はあるけど、中々一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

 

当サイトではそのような方向けに、介護職員初任者の資格取得方法から、仕事の中身まで出来るだけ詳しく解説しています。欧米の福祉先進国に比べると、日本はまだまだ介護職員初任者が不足しています。

 

1人でも多くの人が介護職員初任者研修を受講して、ホームヘルパーという仕事にやりがいを持って、明るい高齢社会を想像する力になって頂ければ幸いです。

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