介護職員初任者はどんな仕事?

65歳以上の高齢者の中で、在宅で寝たきりになっているお年寄りの数は、40万人近くになっています。身体が不自由な場合、普段の生活の家事をはじめ、排泄や食事などの基本的な身体動作も人の手を借りなければ行うことができません。

 

日本では、長い間、同居する家族がこの役割を担ってきましたが、寝たきりや痴呆症の高齢者をサポートすることは、重労働であり、専門的な知識やスキルも必要になります。少子化や核家族化が進む中で、家族だけにこのような大きな負担を任せることは難しいといえるでしょう。

 

このような状況の中で、介護の知識や專門スキルを身につけた介護のプロが求められているのです。プロの立場から高齢者の手となり足となり、要介護者はもちろん家族の介護負担を減らし、日常生活をあらゆる側面からサポートするのが介護職員初任者です。

 

ホームヘルパーサービスは、ショートステイやデイサービスと同様、在宅福祉サービスの柱となっています。今後さらに、高齢化率が高くなれば、さらに多くの介護職員初任者が必要だと言われています。

 

また、一言で介護職員初任者といっても、その仕事内容な就業の形態はさまざまです。具体的には、市区町村においては公務員としてホームヘルプサービスを行っている人もいれば、福祉公社などに登録してパートタイムで働く人もいます。

 

介護保険制度の施行によって、民間の会社も介護サービスを提供できるようになり、常勤や非常勤で働くヘルパーも増えてきました。仕事の内容も、調理・洗濯・掃除などの家事援助から、排泄や食事の介助といった身体介護まで幅広くあります。

 

これから介護職員初任者を目指す人は、自分はどんな仕事をしたいのか、どんな働き方をしたいのか、自分なりのビジョンをしっかりと持っておくことが大切です。