介護職員初任者に必要な資質とは?

介護職員初任者として、もっとも大切な資質は、相手の立場に立って物事を考えられるかどうかです。自己中心的な性格では、ホームヘルパーとして働くことは難しいでしょう。

 

例えば、移動介助をする際に、どうすれば利用者が楽に身体を動かすことができるかを考えることが大切です。相手の気持ちになって考えないと、自分が良かれと思ってやったことが、逆に相手に苦痛を与えてしまう結果にもなりかねません。

 

また、相手が本当に望んでいることを知るためには、コミュニケーション能力が必要になってきます。相手の様子をしっかりと観察して、それに対応する能力が求められます。くれぐれも相手を無視して一方的に会話を進めてしまったり、表向きの言葉や表情だけで相手を判断しないように注意しましょう。

 

自分の事を把握する事も重要

 

介護職員初任者(ホームヘルパー)は、相手の事だけでなく、自分の事もきちんと把握しなければいけません。自分の能力を過信して難しい介護を行ったり、無理なスケジュールを組んだりすると、思いもかけないようなミスや重大な事故にも繋がりかねません。

 

ケアマネジャー等との話し合いの中で、出来ないことは出来ないと伝えることも大切です。もちろん、出来ないことは、時間を掛けて出来るように努力することは大切です。

 

自分の実力を知ると同時に、どうすればもっとよりよい介護が出来るようになるかを考える必要があります。自分を甘やかすことなく、常に向上心を持って、日々の仕事に励むことが不可欠だと言えるでしょう。

 

また、物事を謙虚に受け止め、素直な心で学んでいく気持ちも欠かせません。介護職は、それぞれの利用者が持っている個性、能力、状態に合わせて臨機応変に対応をしていかなければなりません。

 

過去の成功体験が、そのまま当てはまるとは限らないのです。その日によって利用者の体調や気分も変化していきます。仕事をパターン化するのではなく、それぞれの利用者に応じた対応をしていくこと心掛けましょう。

 

経験豊富なホームヘルパーほど、謙虚で冷静な気持ちを忘れず仕事に励んでいるものです。

 

個人情報は慎重に

 

介護職員初任者(ホームヘルパー)は、相手のプライバシーに関わる部分で仕事をします。必要以上にプライベートな部分に踏み込んだり、それを第三者に漏らす等もってのほかです。

 

介護職員初任者(ホームヘルパー)には、仕事の中で知り得た情報に対する守秘義務があります。職業倫理をしっかりと持ち、日々の業務にあたりましょう。

 

ヘルパーの本等を読んでも、具体的なコミュニケーションの方法などは、あまり記載されていません。利用者の個性もそれぞれなので、個々のヘルパーが工夫をしながら、自分なりのコミュニケーション方法を身につけていくことが大切です。

 

表情・声のトーン・服装など、お年寄りの細かな部分に気を配ることで、コミュニケーションの質も段々に向上していくと思います。